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石切場を見に行こう1 ~芝圃場~

2018.05.02

4月初旬、茨城県のつくば市を基点に筑波山を一周するようなルートで芝の圃場や石の加工場、石切場などを見学に行きました。

最初に伺った富田商事株式会社はつくば市にあり、芝の生産から販売、メンテナンスまで行っているそうです。今回はコウライシバとノシバの二つの種類のシバを見せて頂きました。

シバはランナーの芽の数によって質が決まり、節間が短いほど緻密になります。
コウライシバ系オアシスフィールドは一般的なコウライシバより上に伸びにくく、ランナーが緻密で色味も良く、柔らかかったです。一般的なコウライシバより青い時期が少し長いそうです。
コウライシバ系ウインターフィールドは横伸びが強く、上伸びしにくいため刈り込み回数を押さえられるようです。

ノシバは乾燥や踏圧、病害虫、寒さにも強い芝で、生長が遅く手入れも比較的簡単です。葉が広く、密度がまばらで粗い印象でした。公園や道路の法面やゴルフ場のラフ等に使われます。
ノシバ系アビソンフィールドは人工地盤や比較的潅水が困難な場所に適し、草勢があります。
人工地盤や水遣りの困難な場所のほか屋上緑化にも向いていて、油の土壌汚染にも有効とのことです。

ノシバとコウライシバでは芝生の質と耐寒性に違いがあります。ノシバの方が耐寒性が強く東北の冷涼地など冬芝=寒地型芝草の西洋芝が使われる地域でも使われます。夏芝=暖地型芝草なので生育適温は25~35度、芝張りに適しているのは3月~6月、初秋の9月下旬です。

ノシバはコウライシバよりも大型で粗い芝生となりますが、性質が強健で日本芝の中でもっとも耐寒性が高く、北海道南部にまで自生しています。

今回の見学を通して、初めて芝の世界を知り、貴重な話を聞くことができて良かったです。これからもっと詳しく調べて、ランドスケープのデザインに活かしたいと思います。

蔡 晖

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