戸田芳樹風景計画

深圳市小南山の自然を背景にした現代的なフォル ムの集合住宅「漢京九榕台」は高層棟と低層棟からなり、街や海を臨む絶好のロケーションを備えた山の中腹に位置している。
この立地を活かし価値のある住宅空間とするため、我々はゲートから丘を登り住宅 区ヘアプローチする観山道、眺望の素晴らしい住宅区、住宅区背後に位置する小南山の緑地の3ヶ所を整備の重点エリアとし、周辺の環境も取り込んで計画を進めた。
市政道路として位置付けられた観山道(350m)は、公共空間から住宅区の私的な空間に移行するシークエンスの空間演出を図った。まずゲート部には丘をモチーフとした幾何学的な造形物で象徴性を高め、壁面緑化による人工的なデザインを斜面に挿入し地形全体をダイナミックな空間とした。そして観山道は街への視界を限定して緑のトンネル状の道路とし、公共から私的な空間への転換を演出し結界性をつくり 出した。
観山道を登りつめた住宅区のメインエントランス前では、空間を大きく開き、場面が転換したことが感じられる景観構成を組み立てた。エントランス広場は眺望を活かすことを優先し、高さを抑えてリズミカルに吐水する壁泉を設け、大型カナリーヤシの列植を加えて演出した。囲われ感のあるアプローチから一 転して明るく広がりのあるエントランス広場への場面 転換の手法がこの計画の立地性の良さをより強調することになった。
高層棟と低層棟で構成された住宅区のランドスケープ空間は建築に挟まれ、東西に奥行きのあるスペ ースであった。「生命力のある風景」をテーマにした水と緑の骨格と、大地、光、風のメタファーを組み合わせ、そして疎密感のある空間の分節により心地よいシ ークエンスの空間を造り上げ、都市と自然の魅力を兼ね備えた都市リゾートの香りのする空間となった。
深圳市小南山の自然を背景にした現代的なフォル ムの集合住宅「漢京九榕台」は高層棟と低層棟からなり、街や海を臨む絶好のロケーションを備えた山の中腹に位置している。
この立地を活かし価値のある住宅空間とするため、我々はゲートから丘を登り住宅 区ヘアプローチする観山道、眺望の素晴らしい住宅区、住宅区背後に位置する小南山の緑地の3ヶ所を整備の重点エリアとし、周辺の環境も取り込んで計画を進めた。
市政道路として位置付けられた観山道(350m)は、公共空間から住宅区の私的な空間に移行するシークエンスの空間演出を図った。まずゲート部には丘をモチーフとした幾何学的な造形物で象徴性を高め、壁面緑化による人工的なデザインを斜面に挿入し地形全体をダイナミックな空間とした。そして観山道は街への視界を限定して緑のトンネル状の道路とし、公共から私的な空間への転換を演出し結界性をつくり 出した。
観山道を登りつめた住宅区のメインエントランス前では、空間を大きく開き、場面が転換したことが感じられる景観構成を組み立てた。エントランス広場は眺望を活かすことを優先し、高さを抑えてリズミカルに吐水する壁泉を設け、大型カナリーヤシの列植を加えて演出した。囲われ感のあるアプローチから一 転して明るく広がりのあるエントランス広場への場面 転換の手法がこの計画の立地性の良さをより強調することになった。
高層棟と低層棟で構成された住宅区のランドスケープ空間は建築に挟まれ、東西に奥行きのあるスペ ースであった。「生命力のある風景」をテーマにした水と緑の骨格と、大地、光、風のメタファーを組み合わせ、そして疎密感のある空間の分節により心地よいシ ークエンスの空間を造り上げ、都市と自然の魅力を兼ね備えた都市リゾートの香りのする空間となった。




中華人民共和国 広東省
深圳市
Shenzhen, Guangdong, China
2017.3
敷地2.7ha+敷地外4.8ha