戸田芳樹風景計画

東京都港区元麻布にある、高級低層集合住宅のリノベーションである。「GATED」というコンセプトのもと、街区全体がより格調高く高品質な空間として仕立て上げるよう様々なリノベーションが行われた。
ランドスケープのデザインキーワードは「凛」。街区の格調高さや清廉さをより強調するアプローチを行った。街区内を貫通する並木はエゴノキのホワイトアングルという、ファスティギアータ種である。非常にスレンダーでありながら表情豊かなこの樹種は、街区に凛々しさと華やかさを与えてくれた。
一方、従前の各住棟エントランスは石畳のみで構成されており、風情に欠けるきらいがあった。既存の石張りの一部をのみアプローチとして残し、それ以外の部分は撤去することで余地を生み出した。住棟ごとにそれぞれ異なるシンボルツリー、華やかな低木地被類、自然石のアクセントなどを設け、乾いた印象が強かった空間に日本らしい四季を演出するとともに自然との調和を表現した。
街区のほぼ中央には、人間国宝伊勢崎淳氏が手がけた備前焼の陶板と、石匠和泉正敏氏のスウェーデン産の石材による、アートモニュメントが設けられた。「大地の輝」と命名されたこの作品は土、石、水、緑の調和が表現されており、街区のシンボルとして君臨している。
撮影:川澄・小林研二写真事務所
東京都港区元麻布にある、高級低層集合住宅のリノベーションである。「GATED」というコンセプトのもと、街区全体がより格調高く高品質な空間として仕立て上げるよう様々なリノベーションが行われた。
ランドスケープのデザインキーワードは「凛」。街区の格調高さや清廉さをより強調するアプローチを行った。街区内を貫通する並木はエゴノキのホワイトアングルという、ファスティギアータ種である。非常にスレンダーでありながら表情豊かなこの樹種は、街区に凛々しさと華やかさを与えてくれた。
一方、従前の各住棟エントランスは石畳のみで構成されており、風情に欠けるきらいがあった。既存の石張りの一部をのみアプローチとして残し、それ以外の部分は撤去することで余地を生み出した。住棟ごとにそれぞれ異なるシンボルツリー、華やかな低木地被類、自然石のアクセントなどを設け、乾いた印象が強かった空間に日本らしい四季を演出するとともに自然との調和を表現した。
街区のほぼ中央には、人間国宝伊勢崎淳氏が手がけた備前焼の陶板と、石匠和泉正敏氏のスウェーデン産の石材による、アートモニュメントが設けられた。「大地の輝」と命名されたこの作品は土、石、水、緑の調和が表現されており、街区のシンボルとして君臨している。
撮影:川澄・小林研二写真事務所








東京都
港区
Minato-ku, Tokyo
2017.1
0.5ha