戸田芳樹風景計画

2020年9月、上野動物園において、ジャイアントパンダとその生息地にくらす動物の新しい飼育施設「パンダのもり」がオープンした。ジャイアントパンダのふるさとである中国の四川省をモデルに木や岩、水場を再現し、同じ生息地にくらすレッサーパンダや中国のキジ類の展示施設もエリア内に併設した。
ランドスケープの特徴は4点に集約される。
「パンダ」を想起しやすい「竹林景」を導入に、パンダの生息環境である四川の「里」景観から、針葉樹が優占する「森林」景観への移行を表現。樹種変化と石材、擬岩擬木などの細やかな調整により自然な遷移を体感。
放飼場内に起伏を設け、パンダの健康的な行動を引き出しつつ、ダイナミックな観覧体験を寄与。観覧通路の横断勾配を設け、視線の上下動による楽しみと混雑時の観覧しやすさを両立。それらが一体となることで、上野の山につながるランドスケープ構成。
厳選した石材や樹木、きめ細やかに形作られた擬岩や擬木などの造形物。それらのエッジを緩やかに隠しつなげる多様多彩な低木地被類。あえて渾然とすることで景観としての調和を表現。
エントランスで主景観であった竹林を、パンダゾーンでは背景に。エントランスの背景に潜む石材や施設が、パンダゾーンの主役に。限られた敷地で限られた材料を効果的に用いることで実現した場面転換。
2020年9月、上野動物園において、ジャイアントパンダとその生息地にくらす動物の新しい飼育施設「パンダのもり」がオープンした。ジャイアントパンダのふるさとである中国の四川省をモデルに木や岩、水場を再現し、同じ生息地にくらすレッサーパンダや中国のキジ類の展示施設もエリア内に併設した。
ランドスケープの特徴は4点に集約される。
「パンダ」を想起しやすい「竹林景」を導入に、パンダの生息環境である四川の「里」景観から、針葉樹が優占する「森林」景観への移行を表現。樹種変化と石材、擬岩擬木などの細やかな調整により自然な遷移を体感。
放飼場内に起伏を設け、パンダの健康的な行動を引き出しつつ、ダイナミックな観覧体験を寄与。観覧通路の横断勾配を設け、視線の上下動による楽しみと混雑時の観覧しやすさを両立。それらが一体となることで、上野の山につながるランドスケープ構成。
厳選した石材や樹木、きめ細やかに形作られた擬岩や擬木などの造形物。それらのエッジを緩やかに隠しつなげる多様多彩な低木地被類。あえて渾然とすることで景観としての調和を表現。
エントランスで主景観であった竹林を、パンダゾーンでは背景に。エントランスの背景に潜む石材や施設が、パンダゾーンの主役に。限られた敷地で限られた材料を効果的に用いることで実現した場面転換。
東京都
上野区
Ueno ku, Tokyo
2020.6
0.68ha