イベント・リゾート
2026/1/5
アランヤ三亜景観向上PJ
中国海南島のリゾート施設・アランヤ三亜で見山本院庭園に続きホテル周りの庭園改造を手掛けた。間近に迫る2026年春節に向け観光客をもてなす為のホテル屋外環境の改善である。
2025年春に竣工した見山本院を中心としてホテルの北庭から前庭、中庭、そして見山本院ヘと至るアプローチ空間に日本風庭園の自然観を拡大させた。
自然への畏敬とふれあいを楽しむ日本庭園の世界観を演出するため、自然を可視化し協調する事で自然を引き立て、空間に余韻をもたらす事を目指した。質素で落ち着いた佇まいの中に遠景の山並みを活け取る、山並みを引き寄せる、雲を映す、谷に憩う、大海へ誘うといったデザインコンセプトでホテル周りの各所の庭を再構築した。
景石の選択から据付、竹垣や植栽など鍵となる施工の要所では現場監修に力を注ぎ年の瀬に完成に至った。モダンな建築デザインの中に不均整・自然・静寂・幽玄を演出する事でホテルに新たなおもてなしの魅力を吹き込む事が出来たと思う。
吉澤 力

遠景の山並みを活け取ったホテル2Fの北庭

2Fホテルエントランス前車回しの水盤には新たに雲を造形

ホテル1F中庭テラスは谷を強調

荷重制限により高木植栽が困難なため築山、景石、地被によって既存の水盤に変化を付加

優先事項としたテラスの機能改善では新たに通路を設置

見山本院へのアプローチとなる 2F 南小路は九山八海之庭へ誘う露地として改造

折れ曲がりの園路で奥行き感を演出

建築排気口を御簾垣で遮蔽し露地空間を構成









