公園・緑地
2025/1/25
江戸川区総合レクリエーション公園一部オープン-1
ここ数年、江戸川区葛西地区で設計・工事を進めてきた「総合レクリエーション公園」のリニューアルが一部完成した。1月25日(土)、ファミリースポーツ広場にあるサービスセンターにおいて、多くの関係者によってオープンセレモニーが開催された。建築監修者の隈研吾氏も参加、地元の子供たちの歌と踊りもあり和やかな進行で心が温まった。このプロジェクトはPark-PFIであり、当社は設計事業者として参加し区長らと共にテープカットの栄誉に浴した。
さて、今回オープンしたのは「ファミリースポーツ広場」「新左近川親水公園」「子供の広場」の3カ所で、引き続き総合レクリエーション公園の工事を進める予定である。「ファミリースポーツ広場」は中央に芝生広場を広く設け、利用者がのびのびと活動できる空間とした。その西端にはサービスセンターを設け、事務室や屋内ひろばなど、雨天時の活動に合わせた施設とした。特に、既存の相撲場の土俵を公園内で場所を変えて新設しており、地元で盛んなスポーツであることがよく分かる。その他、レストラン、ベーカリーなど、今まで公園にあまり設置してなかった利便性の高いサービス施設を設け、区民の活動の受け皿を目指した。
また、100mの直線コースがあるトラックの「かけっこ広場」や健康遊具やインクルーシブ遊具などの活動的な機能も充実しており、健康的な生活空間として老若男女を問わず利用できる公園である。改修前は樹木が鬱蒼と茂った暗い感じであったが、周辺の樹木は残して中央に大きく吹き抜けた明るい空間をつくった。リニューアル前からあるレンガ造りの休憩スペースは残し、レガシーの意味合いを持たせた。その結果、エージングされたレンガ壁が新しいデザインの広場と呼応して、落ち着きと懐かしさをもたらした。
いずれにせよ、これから公園が使い込まれることで個性は磨かれ、植物の成長と共に江戸川区の新しい名所となることを期待している。
戸田 芳樹

遊び場とテーブルベンチ、屋内広場

鬱蒼とした暗い公園から、芝生広場を中心とした公園へ

100mのかけっこひろば(全天候型舗装)

江戸川の花火をイメージした舗装と照明









